☆「わかる」と「覚える」☆ 2024.2.4

☆「わかる」と「覚える」☆ 2024.2.4

 

「わかる」と「覚える」は、なんとなく意味が似ている言葉です。

「わかりました」

「覚えました」

よく耳にする言葉ですね。

 

 

先生たちも、あまりに基本的なことすぎるのか、

きちんと説明してくれない場合が多い。

 

本腰を入れて受験勉強をするなら、

この意味の区別をきちんと理解して整理しておくことが必要です。

 

「わかる」と「覚える」の意味をきちんと把握すれば、

受験勉強がやりやすくなります。

 

 

突然ですが、この違いをきちんと説明できるでしょうか。

どちらも頭を使うことには変わらないので、

だいたい同じ意味だと思っている人がいるようです。

たしかに頭を使うという点では同じですが、実のところ、

意味はまったく異なります。

  

 

 

「わかる」と「覚える」の意味を、はっきり区別しよう。

 

簡単に説明すれば、次のようになります。

わかる=筋道が理解できること

覚える=記憶すること

 

 

まず「わかる」とは「筋道が理解できること」をいいます。

わかるときの特徴は、面白くて期待や喜びで嬉しくなり、落ち着かないことです。

意味がわかって理解できると、勉強が面白くなります。

 

「なるほど、そういうことなのか」と、うなずく場面があれば「わかった」という瞬間です。

「そうか。なるほど」とうなずいた瞬間があれば、理解ができている証拠です。

 

不思議なことに、その瞬間、同時に覚えることもできています。

わかるためには、筋道を理解する必要があります。

筋道を理解するからこそ、一度理解できると忘れにくくなります。

 

 

一方で「覚える」とは「記憶すること」をいいます。

覚える作業は、面白みがなく、わくわくもなく飽きやすいのが特徴です。

覚える対象に意味はありません。うなずく場面はありません。

 

hatという英単語の意味は「帽子」だということに、大きな理由はありません。

ただ、そうなのです。

 

厳密には理由はありますが、深く追求すると話が膨らみすぎるので、

そのまま覚えます。

覚えることは、前後関係も意味もないため、何度も繰返し覚える必要があります。

 

歴史の教科書を読んで、流れをつかむのは「わかる」です。

しかし、登場人物の名前や年号を頭に叩き込むのは「覚える」です。

 

植物の光合成の仕組みを理解するのは「わかる」です。

しかし、光合成の中で登場するミトコンドリア・葉緑素・DNAなどの役割を

頭に叩き込むのは「覚える」です。

 

このように勉強には「わかる」と「覚える」があるのです。

 

北九州市八幡西区折尾個別指導「オアシス学習塾」

 

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