★内申点の決め方★ 2016.10.11

★内申点の決め方★ 2016.10.11

中学校ではどのように 内申点を出しているかについてまとめます。

 

内申点は、 高校入試に関係する非常に大切なものです。

内申点が低いだけで、 目指している高校に入れないこともあります。

逆に内申点が良いと、それだけで 高校入試ではかなりのアドバンテージになります。

 

ここでは、内申点の出し方と、 内申点を上げるコツについてまとめます。

 

●内申点とは

最近内申点が理不尽!という文句を頂くのですが、 そもそも内申点とは何でしょうか。

言葉が難しいのでよくわからない人もいるのですが、 通知表の数字を思い浮かべてください。

国語→3、数学→4、 こういった場合、3とか4とかの数字です。

で、 この数字を9教科全て足したものが内申点です。

つまり、国語から英語までの 5教科だけで決まるものではなく、

保健体育とか技術家庭科とかの成績も、内申点に含まれるわけです。

 

●内申点の高校への影響

この内申点なのですが、 高校入試にとてつもない影響があります。

というのは、高校入試は多くの学校で、 内申点が50%、

当日のテストが50%という配点で 合否が決まるからです。

(多少の%の違いはあります)

また私立高校の場合、 内申点が○以上あれば、 95%以上の確率で合格する

という条件を 出してくるところもあります。

ですので、内申点を甘く考えるのは 非常にもったいない考え方です。

 

【高校入試での内申点は3年生しか関係ないの?】

高校入試に影響する内申点と言うのは、 受験する学校や都道府県によって異なります。

1年生から3年生までの合計で決まるところもあれば、 3年生の3学期の成績のみが

関係するところもあります。

ですので、一度担任の先生か、 進路指導の先生に相談してみると良いです。

仮に1年生から関係するとしても、 諦めずに今から頑張ることが大切です!

※福岡県は3年生の成績です。

 

●内申点の出し方

では具体的に、内申点は どのように出されているのでしょうか。

基本は提出物や授業態度などの平常点と、 定期テストの点数の合計で出されています。

で、平常点と定期テストの点数の割合は、 教科や学校ごとに違います。

傾向として、5教科は定期テスト重視副教科は平常点重視です。

よく、この内申点は理不尽だと 文句を言ってくる方がいるのですが、

実際この割合が教科や学校で違う という事実を知らないからだと思います。

例えば保健体育や美術などでは、 定期テストで100点を取っても3があり得るということです。

ただ、そういった場合、きちんとした手続きをとれば、 割合を開示してくれる学校もあります。

ですので、さすがにおかしいと感じた場合は、 学校に電話して聞いてみると良いかと思います。

 

【内申点が決まるまでの流れ!】

①基本はコンピュータに入力するだけ

内申点は、先生が「この子は3!この子は5!」 という流れで決めているわけではありません。

テストの点数や授業態度などをパソコンに打ち込むと 後はパソコンが勝手に決めます。

ただ、まれに入力ミスなどがあるので、 理不尽だと思ったら確認してみたほうがいいです。

 

②授業態度やレポートなどは基準が曖昧

点数があるものについて、正直取った点数が全てです。

ですが、点数がないレポートや授業態度などは、 先生がみんなを比較して決めます。

ただ点数がないため、先生も基準が曖昧なので、 もし理不尽だと感じたら問い合わせて

みてもいいと思います!

 

③内申点を上げる方法

では内申点はどのように上げればいいのか。

まずは、定期テストです。これは当然ですね。日々の予習・復習をがんばりましょう。

次に授業態度です。授業できちんと発言したり、 よそ事をしたりしないようにして、

点数アップを目指しましょう。

次に提出物です。5教科の場合、いくらテストで100点を取っても、

提出物がおろそかだと5を取ることはできません。

きちんと丁寧な字で提出物を作って、 期日までに出しましょう。

 

美術や技術家庭科の場合は、 作品の質は大きく影響します。

こればかりは才能の面も大きいのですが、 できる限り全力で作り上げましょう。

体育や音楽はやはり実技の点数が高いです。 これも才能の面が大きいですが、

ある程度は努力でカバーできます。 オール5は厳しくても、オール4くらいであれば、

努力で取ることができるので、是非がんばってみてください。

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