☆自分を相手にしたほうが、勉強は楽しくなる。☆ 2023.4.9
競争相手がいると、自分を駆り立てる効果があり、やる気も炎炎と燃えてきます。
そういう効果があるのは事実です。
仲の良い友だち同士で一緒の学習塾に通って互いに頑張っている生徒もいます。
これは、一時的に成績アップにつながる方法でもあります。
しかし「一時的」にはよくても「長続き」という面では、あまりおすすめできる効果ではありません。
何しろ、他人と競争するのは、本当に疲れます。
「あの人より自分は上。あの人より自分は下」と上下で人を分けて、見てしまうようになります。
時と場合によっては、せっかくの友達との仲も、得点の争いによって影響を及ぼすこともあるでしょう。
いくら勉強の効率を高めるためとはいえ、友達と得点の競争を始めると、疲れやすくなります。
楽しく勉強をするためには、競争相手を友達にしてはいけません。
自分と競争するのです。
周りの友達を相手にスコアの競争をすると「比較」になりますが、自分と競争すると「成長」になります。
自分は本気になればどれだけやれるのかと、昨日までの自分を超えようと燃えると、勉強がゲームになります。
できた自分に対して、自信をつけることができます。
注意意識が、他人ではなく、自分に向いていますから、成長になるのです。
ゲームのRPG(ロールプレーイングゲーム)がなぜ面白いのかというと、
昨日までの自分を超えていくゲームだからです。
だからストーリーの長いRPGも私たちは、楽しみながらプレーを長続きさせることができます。
他人を比較対象にすると、一時的効果はあっても、すぐ疲れます。
自分を比較対象にすると、長続きするうえに、楽しむことができるのです。
しかし、だからといって、周りの人に無関心でよい、周りの人と関係を持つな、
と言いたいわけではないです。
むしろ、
お手本となる仲間を作ってください。
・見習う点がたくさんある
・良いアドバイスをいつもくれる
といった尊敬すべき仲間です。
勝ち負けなんてどうでもいい。
でも、刺激を自分にくれる。
そんな仲間を見つけることができれば、自分自身と戦うだけでは得られない
飛躍的に能力を向上できると思います。
競争は、友達より、自分とする。
北九州市八幡西区折尾個別指導「オアシス学習塾」