☆中学で勉強しないと将来はどうなる?☆ 2023.1.22
中学生の子供が全く勉強しなくて困っている。このままだとどうなってしまうの?
中学生からは高校受験が控えているので、勉強をして少しでも良い高校に進学して欲しいですよね。
しかし理想はそうでも実際は勉強をしない子が多く、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
中学で勉強をしていないと高校には行けてもその後の大学進学はかなり厳しくなってきます。
高校に入ってからやる気が出ても、大学受験には間に合わないことが多いでしょう。
このように、中学の勉強をサボってしまうと勉強面では大変なことになってしまいます。
そういった事態に陥らないためにも、中学で勉強をしないとその後どうなってしまうかは
知っておいて欲しいと思います。
高校進学はできる
中学で勉強をしなくても高校進学はできます。
まずは高校受験を心配する方が多いと思いますが高校進学はできます。
というのも高校進学率は100%に近いですから絶対に入れる高校が存在するからです。
もちろん勉強をせずに入れる高校というのは進学校ではありませんし、
中退率も高い高校になってしまいます。(とは言ってもお子様の学力によりますが)
高校を中退してしまう可能性なども出てきますが、
今回は大学進学を見据えた話をしていくので考えないことにします。
中学で勉強ををしないと問題になってくるのは高校受験よりも大学受験です。
大学受験はかなり厳しい
中学で勉強をサボってしまうと、大学受験でそこそこの大学に進学するのはかなり厳しくなります。
中学で勉強をサボったツケは大学受験に回ってくるのです。
中学の勉強は高校の勉強の基礎
高校で学ぶ内容は全て中学の内容を基礎にしています。
そのため、中学の内容の8割は身についていないと高校の内容は理解できません。
特に英語と数学ではそれが顕著です。
英語と数学の2教科は大学受験の2本柱になるのですが、
この2教科は中学の内容が身についていないと高校の内容についていくことは無理です。
中学の内容を覚えていないと高校の内容は一切身につかない
なので、中学範囲を覚えていない子は勉強をしても高校範囲はほぼ身につきません。
教える側になるとそれがよく分かります。
高校で成績が悪い子はほぼ必ず中学範囲に問題を抱えています。
特に中学の英文法などが多いですね。
このように中学で勉強をしないと高校から勉強を頑張ったとしても成績は上がりません。
現役での大学進学は絶望的
このように中学でのサボりは大学受験の時になって問題となり、
現役でそこそこの大学に進学することはかなり厳しくなってしまいます。
そうすると
- 高卒で就職する
- 浪人をして大学を目指す
- 誰でも入れる大学に入る(いわゆるFラン)
ということになってしまいます。
浪人をすると予備校代がかかりますし、
誰でも入れる大学は私立で学費が高いことが多いのでどちらにしても莫大な費用が掛かります。
(そもそもそんな大学に行く必要があるの?という問題にもなります)
ということで、中学で勉強をしないと高校進学はできても大学進学が難しくなってきてしまいます。
中学での勉強は社会の常識
また中学で学ぶ内容は社会での常識でもあります。
中学で学ぶ英語は外国人と簡単なコミュニケーションを取るためには必要ですし、
ちょっとしたデータを分析するためには数学の知識が必要です。
国語で学ぶ最低限の読解力は生きていくために必要不可欠でしょう。
理科社会の知識も当然の常識として有名なものは覚えておかなければいけません。
(選挙が何かも知らないとマズいですよね?)
高校の勉強は「教養」と言われる部分もありますが、中学の勉強は「常識」です。
そのため、中学では最低限の勉強はして欲しいと思います。
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