☆定期テスト見直し術☆ 2022.7.2
返却されたらすぐが鉄則!定期テスト見直し術
定期テストで培った力をその後の模試や入試につなげるためには、
点数ばかりを見るのではなく、しっかり復習して学習内容を定着させることが大切です。
そこで、定期テストの効果的な復習法をご紹介します。
テスト後の最初の授業で答案が返却されたら、復習スタートです。
①答案が返ってきたら、どの問題を、どのように間違えたのか確認する
定期テストの答案が返ってきた時、あなたは何を気にしますか?
自分やまわりの友人の点数が気になるのは仕方がありませんが、
それを確認して終わり、ではテストを受けた意味がありません。
定期テストは試験範囲の基本事項が理解できているかどうかを確かめるチャンス。
できなかったところの復習をしてこそ、基礎力が身につくのです。
答案が返ってきたら、点数ばかりでなく、どの問題を間違えたのかも確認。
完全な間違いなのか、部分的に点数が引かれているのか、また、理解できていないのか、
ケアレスミスなのかなど、「間違え方」をチェックしましょう。
②先生の解説をよく聞き、ノートにまとめる
答案返却時の授業では、授業のどの部分の理解を問う問題だったかや、
解答するうえでの考え方のポイント、学年全体の出来・不出来の傾向などについて先生から解説があります。
間違えた問題、部分点しかもらえなかった問題、あるいはたまたま正解できた問題については、
たとえ先生が板書をしなくても、解説をよく聞いてノートにメモを取りましょう。
解説を聞いてもわからなかったところは必ず先生に質問して、疑問を解決しておきましょう。
③帰宅後、間違えた原因を分析して復習する
答案返却のあった日の帰宅後が、定期テストの復習をする絶好のタイミングです。
試験からさほど日が経っておらず、受けた時の記憶がまだ残っているため、
間違えた問題について全くわからなかったのか、勉強したのに思い出せなかったのかなど、
状況を振り返ることができます。
記憶が新鮮なうちに振り返ることが大切です。
解説をメモしたノートを見ながら、正解できなかったすべての問題について、
なぜ間違えてしまったのかを自分なりにチェックしましょう。
次に同じ問題が出た時に解けるように、知識の整理や解法の理解をしてください。
もちろん授業時に解説されなかった問題も、教科書、問題集などを使って見直すことが必要です。
④解き直しをしてみる
間違えた原因を明らかにして復習をしたら、解き直しをしましょう。
解いている途中でつまずいてしまったら、何かしらの知識や理解が抜けている証拠です。
もう1度復習してから問題を解き直そう。スラスラと解けるようになるまで繰り返しましょう。
時間に余裕がある人は、数日~1、2週間後に再び解いてみるのもいいでしょう。
知識や理解が本当に定着したかを確かめることができます。
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