☆「気になる」うちに、調べる癖をつける。☆ 2022.11.19
最近は、言葉の意味を知らない生徒が増えたように思います。
意味を尋ねると、あやふやに覚えていたり、
まったく聞いたこともないから知らないと
いったことが多々あります。
これは、当然、国語の成績に響いてきますが、
社会や理科、数学や英語のテストにおいてさえも
文章問題の意味がわからないといったことも出てきています。
テレビを見たり、新聞を読んだりしていると、
ときおり、知らない言葉が登場します。
たとえば「鳴り物入りで始まった国会」という記事が
新聞に載っていたとします。
「国会」の意味は分かりますが「『鳴り物入り』とは、
どういう意味だろうか」と疑問に思い、気になります。
気になる気持ちは大切です。
その気になった瞬間、辞書やインターネットを使って
調べる癖をつけることです。
「気になる」という気持ちは「勉強したくてたまらない」と
いう気持ちと同じです。
興味があるときにする勉強は、よく吸収できます。
その気になっていますから、熱が冷めないうちに
勉強するのが一番身につきやすいです。
鳴り物入りの意味を調べると、次のような意味だと分かりました。
- 「鳴り物を使って賑やかにすること。大げさな宣伝などをして、
はでに騒ぎたてること。(引用:広辞苑)」
つまり「鳴り物入りで始まった国会」とは
「いろいろな諸問題を抱えて賑やかに始まった国会のこと」という意味です。
意味が分かった瞬間に「なるほど。面白い表現だ」と、納得します。
納得するまで、調べることが大切です。
この積み重ねが、勉強です。
机に向かってするだけが、勉強ではありません。
日常で気になったことをその場ですぐ調べる姿勢で、
すでに勉強になっているのです。
北九州市八幡西区折尾個別指導「オアシス学習塾」