☆受験対策・理社☆ 2020.6.16
社会の高校入試対策のまとめ
社会の受験勉強というのは、とにかく短期間で偏差値が上がるので、中3の2学期からはじめても結果が出ます。
今全く受験勉強をしていないという場合は社会だけに絞って、勉強をしていくというのもおすすめです。
3か月死に物狂いで勉強すれば、誰でも8割以上解けます。
数学や英語は偏差値が上がるのに時間がかかるので、もし残り時間が少なければ社会に集中するのもおすすめです!
ステップ① ひたすら語句を頭に叩き込もう!
受験勉強を始める時期にもよるのですが、社会の学習の基本は「暗記」です。
つまり語句をしっかりと覚えることで、簡単に偏差値を上げることができるのです。
ではどうしたら語句を覚えられるのかというと、問題集を繰り返し解くに尽きます。
- 学校で使っている問題集
- 書店に売っている受験対策問題集
- 塾で配布された問題集
- あなたが一番使いやすいと思うもので良いので、とにかくひたすら問題集を解いてください。
今まで定期テストのたびに、しっかりと語句を覚えてきた子であれば2回、 いつもうろ覚えで進めてきた子であれば4回は、問題集を解き直すようにして下さい。
ステップ② 過去問を3年解こう!
次にやるべきことは過去問を解くことです。
過去問を解くことで都道府県ごとの傾向がつかめたり、覚えられていない部分がわかります。
またグラフ問題などの、覚えるのではなく理解する問題を解いていく力が身につきます。
国語ほど重要ではないので、時期としては12月に入ってからでOKです。
最低3年分は過去問を解くようにしてください。
この時、きちんとタイマーで時間を計って解くようにしてください。
時間配分を体でマスターするのが重要です。
ステップ③ 苦手分野を再度暗記しよう
過去問を解くことで見えてきた、自分の苦手な部分を再度覚え直しましょう。
歴史が苦手な子であれば、再度歴史の部分のみ問題集を解き直しましょう。
地理のグラフが苦手な子であれば、グラフの問題を繰り返し解きましょう。
苦手分野が克服できれば、10~20点くらいアップできます。
ポイントは寝る前に語句を覚えることです。
寝る前に頭に無理やり入れると、寝ている間に脳みそが知識を整理します。
そして朝起きた時にざっと復習すると良いです。
理科はこの問題集を使って合格をつかみ取ろう!
理科の受験勉強法も社会とほとんど同じです。
1冊問題集を決めて、それをひたすら繰り返すことになります。
ただ社会の勉強法の時には、問題集の選び方について、あまり詳しく触れていませんでしたので、
ここでは少し問題集の選び方にも触れていきます。
問題集の選び方を間違えると、受験は絶対にうまくいきません。
ここでお伝えする方法は、理科以外の全ての教科の問題集選びに活用できる方法です。
この方法で5教科全ての問題集を選ぶだけで、勉強効率が2倍はアップするので、
楽して偏差値がグングン上がる状態になると思います。
ステップ① 使いやすい問題集を選ぶ
高校受験の勉強を進めて行くうえで、問題集選びは非常に重要です。
なぜならここを間違えると、結局入試本番までに時間が足りなくなり、
全ての範囲を覚えることができなくなるからです。
では問題集はどういった基準で、選んでいったらよいのかと言うと、
子どものレベル(偏差値)にあったものを選ぶのが大事になります。
偏差値60くらいの子であれば、分厚くて細かいところまで掲載されている
ハイレベル問題集を使ってOKです。
偏差値40の子が上記の問題集を使っても、おそらくわからないところだらけで、
時間がかかりすぎてしまうわけです。
この場合は、ペラペラで良いので、きちんと繰り返し学習できるレベルの、
問題集を選ぶのが良いです。もちろん学校の問題集でも大丈夫です。
ステップ② 問題集を繰り返し解く
自分に合う問題集が決まったら、後はそれをひたすら解いていきましょう。
最低でも2回、できれば4回は解きましょう。
理科の場合は社会と違って、多少計算問題が出てきます。
もしわからなければ、きちんと解けるようになるまで、先生に教えてもらってください。
わからないまま放置しておくと、そこで点数が頭打ちになってしまいます。
ポイントは付箋を貼っておいて、まとめて質問することです。
ステップ③ 過去問+苦手分野補強
12月になったら過去問を解き、そこで出てきた苦手分野を補強していきましょう。
この辺りは社会と同じ流れになります。
あと理科の場合は、過去問を解きながら「わからない問題はどんどん飛ばす」という練習をしてください。
飛ばす練習をするのも過去問を解く目的の一つです。
苦手分野に時間を取られると、せっかく取れるはずだった得意分野で、
点数を落としてしまう可能性があります。
これは注意するようにしてください。
定期テストが一番大事
ここまでお伝えした方法を実践すれば、基本的な受験勉強はできると思います。
ただ最後に一つ大事なことをお伝えします。
受験勉強以上に大事なことは、定期テストの勉強をしっかりする!ということです。
中3になると、受験勉強ばかりに意識がいってしまい、定期テストの学習を疎かにする子が多いです。
しかしこれは本末転倒です!なぜなら中3の定期テストに出る内容は、そのまま受験にも出るからです。
また定期テストで点数を取れば、内申点が上がるので、高校入試の合格率も大きく上がります!
だから一石二鳥なのです。
必ず、一番優先するのは定期テストの勉強、余った時間で高校受験の勉強をするようにしてください。
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