★福岡 県立校 出題傾向と分析★ 2017.3.11

★福岡 県立校 出題傾向と分析★ 2017.3.11

毎日新聞2017年3月9日 地方版

 

今年の県立高校入試問題について、九州・山口各地で学習塾を展開している

「全教研」(福岡市中央区)に 出題傾向などを分析してもらった。

 

国語 まとめる力を問われる出題

論説文、古文、小説、作文という問題構成や大問ごとの配点は、前年度と同じだった。

論説文は2題の論述問題が出題され、設問の指示に従い、本文の内容を的確にまとめる力が求められた。

古文は新傾向として、朗読の仕方についての論述問題が出され、その他の問題も古文の内容を把握する

力を要する出題だった。

小説は、論述問題は1題のみで、比較的取り組みやすかったと思われる。

作文は複数の資料を参考に、プレゼンテーションの進行に関して条件に従って作文する問題が出された。

論述問題が前年度の4題から7題に増えており、本文の内容をとらえ、設問の条件に従ってまとめる力を

いかに身につけてきたかで差がつく出題だった。

数学 図形への高い思考力が必要

[1]小問集合、[2]6年連続で連立方程式の文章題、[3]式の証明で出題形式は前年度同様、

[4]一次関数、[5]7年連続で円の問題、[6]立体図形だった。構成は前年度同様だが、

計算が面倒な問題や、[5]、[6]の図形では難易度の高い問題が出題されており、高得点が

狙いにくい問題であった。

[2]は設問が増え、1題につき二つの考え方を問う問題になり、多面的に考える力が必要となる。

[3]も同様で、2ページにわたる問題を正確に読み解く力が必要だ。

[4]はダイヤグラムの問題で、文章、グラフを正確に読み取る力が問われた。

[5]は一昨年の出題形式に戻り(1)の記述は比較的書きやすくなった。

[6]では正六角柱が出題され、(2)(3)ともに図形への高い思考力が必要な難問だった。

社会 多角的考察力試される設問

地理、歴史、公民の各分野から標準的な内容が出題されている。

歴史は、前年度まで古代から近代の出題であったが、古代から現代の出題に変わっていた。

また、すべての大問で問題表示の仕方は大きく変わったが、出題傾向は例年とさほど変わらなかった。

福岡県の公立高校の入試問題の特徴である複数の統計、資料を読み取って答える論述問題が

増加しており、前年度は10問で24点分だったのに対して、12問で28点分と全体の約5割を

占めていた。

論述問題では、正確な知識や資料などを読み取る力に加えて、表現力と問題解決能力も含めた

総合的な学力が求められている。

日ごろから良問に多くあたり、事象を多面的、多角的に考察する力を養う必要がある。

理科 深い内容理解、表現力を要求

例年通り、大問8題で、生物、化学、物理、地学から各2題の出題だった。

全体的に基礎から標準的なものが多く、得点しやすい問題となっている。

ただし、論述問題(11題)、作図問題(5題)、数値で答える問題(5題)で配点の70%を

占めており、両解・全解の出題も目立つため注意すべき問題も多い。

[2]問2は前年度同様、実験・観察結果を考察する問題だった。

[2]問4、[5]問4、[8]問3(2)は、科学的現象を説明する、やや難しい論述問題だった。

[4]問3、[7]問1は、問題文に留意することが必要な作図問題だった。

[7]問2(1)は、語句の意味を理解し、計算に応用する力が試される問題だった。

教科書の内容を深く理解し、正確な文章表現力が求められた。

英語 正確な文法の知識を求める

例年よりコミュニケーション能力を見る問題が増え、表現力が問われる内容だった。

リスニング問題は、代名詞の変化や言い換えに注意する必要があった。

[1]の会話文は形式に変更は見られたが、小問数は例年通りだった。

[2]の対話文読解では、問4が自分で場面を想定して質問を考える問題になった。

[3]の長文読解は、2人の電子メールに関する問題で、日本語の記述が減り、基本的な問題だった。

[4]の自由英作文は「私たちの学校のよいところ」について紹介する内容。最初と最後の文は

決まっており、その語数は含めずに30語以上で表現する条件で、全体の記述量は昨年より増えた。

全体として、正確な英文法の知識とそれを英語で表現する力が求められた。

〔福岡都市圏版〕

 

北九州市八幡西区折尾個別指導「オアシス学習塾」

お問い合わせ

お名前 (必須)
電話番号
メールアドレス

※確認のためもう一度入力してください

学年
ご要望(任意)

上記の内容を確認して確認・送信ボタンを押してください。